糖尿病の治療薬について
一般的に、2型糖尿病と診断された方には下記のような薬品が処方されます。
非常に多くの種類がありますが、いずれも「食後血糖値の上昇を抑えるもの」です。
現在の日本の糖尿病治療はおしなべて「炭水化物（糖質）をエネルギー摂取の主体とし、血糖値の上昇は薬品で抑えるべき」となっています。
経口血糖降下薬
1. インスリン分泌促進薬:
インスリンの分泌を促し、血糖値を下げる薬です。
1-1. スルホニル尿素（SU)薬
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グリクラチド（商品名：グリミクロン）
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グリベンクラミド（商品名：オイグルコン、ダオニール）
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グリメピリド（商品名：アマリール）
1-2. 速効性インスリン分泌薬、フェニルアラニン誘導体（グリニド系）
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ナテグリニド（商品名：スターシス、ファスティック）
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ミチグリニドカルシウム水和物（商品名：グルファスト）
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レパグリニド（商品名：シュアポスト）
2. ブドウ糖吸収阻害薬:
小腸内での[多糖類（デンプン）→単糖類（ブドウ糖）]への分解を阻害し、食後血糖値の上昇を抑える薬です。α-グルコシターゼ阻害薬（αGI薬）と呼ばれます。
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アカルボース（商品名：グルコバイ）
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ボグリボース（商品名：ベイスン）
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ミグリトール（商品名：セイブル）
3. インスリン抵抗性改善薬:
インスリン抵抗性（インスリンの効き目）をよくする薬です。
3-1. ビグアナイド系（BG薬）
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メトホルミン塩酸塩（商品名：メルビン）
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ブホルミン塩酸塩（商品名：ジベトス）
3-2. チアゾリジン系（TZD薬）
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ビオグリタゾン塩酸塩（商品名：アクトス）
4. インクレチン関連薬（DPP-Ⅳ阻害薬）:
インスリンの分泌を促進させるインクレチンというホルモンを増強させる薬です。
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シタグリプチン（商品名：グラクティブ、ジャヌビア）
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ビルダグリプチン（商品名：エクア）
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アログリプチン（商品名：ネシーナ）
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リナグリプチン（商品名：トラゼンタ）
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テネリグリプチン（商品名：テネリア）
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アナグリプチン（商品名：スイニー）
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サキサグリプチン（商品名：オングリザ）
5. SGLT2阻害薬:
尿中からの糖の再吸収を妨げる薬です。
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イプラグリフロジン（商品名：スーグラ）
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ダパグリフロジン（商品名：フォシーガ）
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ルセオグリフロジン（商品名：ルセフィ）
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トホグリフロジン（商品名：デベルザ、アプルウェイ）
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カナグリフロジン（商品名：カナグル）